モミガライトはお米の生産の際にできる籾殻を100%使用した新しい固形燃料です。薪と比べ熱量が強く、高密度のため燃焼時間も長いことと、安価で使用できます。
籾殻を原料とし固形化のための接着剤などは一切使用しないため有害物質であるSOx(硫黄酸化物)、Nox(窒素酸化物)を全く含んでいません。また、燃料の成長過程によるものを含みCO2の総排出量が削減されるため新たなバイオマス燃料として注目を集めています。
モミガライトは湿気に強く、雨に当たらない室内であれば最長10年の保存が可能です。また、もみ殻を約10分の1に圧縮しているので、保存スペースも、もみ殻に比べると少ない面積で貯蔵することができます。
燃焼中のモミガライトは煤や煙が少なく、火の粉が飛ばないのでバーベキューなどのレジャーにも活用できます。
使用後のモミガライトは、そのままの形で灰化されます。ウドンコ病やイモチ病などの抑制効果やイネの光合成を高めて登熟をよくする効果などがあるケイ酸を多く含んでいるため、土壌改良材として田畑などの土に撒いて還元することができます。