もみがらエネルギー株式会社

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取扱製品

くん炭(バイオ炭)

 くん炭は日本で古くから使われてきた土壌改良材で、籾殻を400℃以下の低温で燻し炭化させたものです。保水性と通気性に優れていて土がふかふかになり、水切れや根腐れの予防になります。土壌菌と呼ばれる微生物の活性化にも効果があるので、土壌作りに活躍します。また、窒素を含まないので化学反応を起こす心配がなく、他の肥料と併用することができます。
 他の大きな特徴としてアルカリ性の性質をもっているため、酸性雨などで酸性になりやすい土壌を中和することができます。多くの作物に適した中性や弱酸性の状態にするためのPh調整に便利です。備長炭などと同じように脱臭効果もあり腐葉土や有機肥料を使用した土に混ぜ込むと嫌な臭いを軽減してくれます。
 畑などの表面に軽く撒くとくん炭の臭いを嫌ってアブラムシが寄りつかなくなるなどのメリットもあります。

土壌改良イメージ

 メリットの多い燻炭ですが、使用量が非常に重要です。燻炭の量が多くなると作物が自立できなくなったり、土壌が中性を超えてアルカリ性になってしまい、マグネシウムなどのミネラルが溶け出さずマグネシウム欠乏症になるおそれがあります。
 土に対して1割程度を混ぜて使用するか、直播後に直接土の上から撒いて使うことが一般的です。

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